不倫に気がついた理由
残業で遅くなることは以前からありましたが、その頻度が少し多いと感じ、今まではなかったのに急に出張で泊まりで家を空けることが増え、これは怪しいと感じて会社に連絡をしてみました。
やはり残業の半分は嘘だったことが分かり、出張に関しても「ない」と言われたので、完璧にクロだと確信しました。
こうなったら証拠を掴んで突きつけてやろうと、そちらに燃え出すようになったところが、自分でも驚くほど強気になったくらいです。
疑問だったのは、なぜ私がその嘘を信じると夫が思ったのかという点でした。
私も以前同じ会社で働いていたこともあり、いくら場所が違ってもそんなに急に残業が増えたり、ましてや出張が頻繁にあるわけがないと分かっていました。
夫がそれで私が騙されると思っていることに、不倫相手ができて浮かれているからなのかなと考えると、腹が立ちました。
証拠を集めて懲らしめるまで
自分で言うのもなんですが、私はあまり態度や表情で嘘がバレるタイプではないし、自分で夫の不倫の証拠くらい集められる自信がありました。
しかし友人に話したところ、もし勘づかれて証拠の隠蔽をされたり、その後の行動に慎重になられてしまうと時間がかかるかもしれないと言われ、確かにそうだと感じてプロに任せることにしました。
調査費はもったいないかなと思いましたが、万が一離婚になったときに慰謝料をしっかり取るためにも証拠は必要不可欠だし、少しでも多くの証拠がある方が良いと思ったのでプロに任せました。
結果的にピンポイントで浮気の証拠を掴んでもらうことができ、夫と不倫相手がホテルに入っていったり手を繋いでいるなどの写真と動画を撮ってもらえました。
ショックよりも「良い大人が…」という呆れた気持ちが強く、その気持ちのまま夫にそのことを告げて会社にも連絡しました。
不倫相手はなんと私の後輩で知り合いだったのです。
神経はどうなっているんだと思いましたし、会社に連絡したことでその女はいづらくなって辞めたようで、多少はスカッとできて良かったです。
結婚している以上、簡単に別れることはできないという人も多いですし、パートナーに対して嫌悪感や本当に嫌いというわけではないなら、不倫されたからといって無理に別れる必要はないかなと感じました。
もちろん懲らしめて二度とさせないことは大切です。
自分が強く「正義だ」という気持ちを持って、証拠を掴んで突きつけることが何よりです。